久月が毎年発表している「変わり羽子板」。その年の明るい話題を提供した方の運気を借り、災いをはねのけ、来年が良い年となるようにと祈願して制作されているものです。

そんな変わり羽子板の制作は今年で40回目となります。そこで、12月の「今年の変わり羽子板」発表を前に、40年の歴史を振り返る企画として、久月で保管しているすべての変わり羽子板を初めて一斉展示する「変わり羽子板 40年の歴史展」が11月15~30日の間に開催されています。

11月14日にはメディア向けの内覧会が行われたので、会場の様子を少しだけお見せします。

第1回(1986年)の変わり羽子板。この時は浮世絵風に落とし込んだものや、風刺画のようなものまで、バリエーション豊かな絵柄に注目!

日本とイギリスの「ロイヤルファミリー」を題材にした変わり羽子板。制作された年は違うものの、一堂に展示しているからこそのコラボレーション展示も見られます

2000年には、20世紀を代表する偉業を成し遂げた人物達の変わり羽子板も作られました

変わり羽子板を通して、この40年の歴史に触れつつ、羽子板の制作技術が向上していく過程も楽しめる展示会です。
ご家族やご友人と一緒に、変わり羽子板の40年の歴史に触れてみてはいかがでしょうか?

「変わり羽子板 40年の歴史展」概要
【期間】2025年11月15日(土)~11月30日(日)
【会場】東京・台東区 久月本社 3F
【時間】9:30~18:00
【料金】1,000円(高校生以下無料)
※料金は「変わり羽子板」保存維持協力金として、貴重な技術の承継とその美しさの保存に役立てます

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