1975〜1979年 |
この年の 話題 |
・1975年 : 山陽新幹線が博多まで開通/エリザベス女王夫妻来日/沖縄海洋博/三億円事件時効 ・1976年 : ロッキード事件で田中元首相 逮捕/「およげ!たいやき君」大ヒット/鹿児島で五つ子誕生 ・1977年 : 子どもの自殺激増/日本赤軍のハイジャック/円高相場波乱/巨人の王選手が世界新756号ホームラン達成/「人間の証明」「八つ墓村」など推理ものブーム/アメリカのベストセラー「ルーツ」が話題となる ・1978年 : 成田空港開港/TV音声多重放送開始/子ども野外遊び激減、「原っぱ文化」崩壊が社会問題に/子どもの骨折急増 ・1979年 : 東京サミット/第2次石油ショック/「口裂け女」全国的騒ぎへ |
年 | 発売・ヒット商品 | 玩具業界の動き |
(昭和50) |
・レンジ・氷かき・毛糸編み機など女児ホビー好調 ・洋だこ(スポーツ・カイト)大流行 ・「フリスビー」「モーラー」 日本上陸 ・「鋼鉄ジーグ」人気 ・「黒ひげ危機一髪ゲーム」(トミー) 大ヒット ・ダイカスト製マスコミ玩具人気 ・ミニゲーム類台頭 |
・河合楽器が木製玩具、三菱鉛筆が「カプセラ」に、またサンスター文具も玩具に進出 ・バンダイがモノグラムと提携 ・キディランド梅田店が日本最大の玩具売り場に ・STマーク強化普及運動展開 ・人気絵本「アンパンマン」発行 |
(昭和51) |
・「およげ!たいやき君」が大ヒットソングとなり、関連玩具流行 ・「氷かきペンギン」 50万個販売 ・Nゲージ鉄道模型「TOMIX」(トミー) 発売開始 ・輸入ミニカーが注目 ・テレビゲームなどエレクトロニクス玩具台頭 ・プラスティックモデル、ファンシー商品人気 |
・マスコミ玩具の黄金時代 ・ツクダが玩具博物館・展示室をオープン ・サンリオがアメリカに進出 ・国内売上高が戦後初の落ち込み。逆に輸出額が30%増と好転 ・洋だこ公害問題化 |
(昭和52) |
・驚異的なスーパーカーブーム ・「テレビゲーム15」(任天堂)、「TVファン501」(トミー)などテレビゲーム大流行 ・親子パンダ人形流行 |
・カプセル自販機市場にバンダイ参入 ・エポック社が「プレイ・ドー」の販売権獲得 ・マテルジャパンとバンダイが業務提携 ・アメリカでジャンボマシンダーが大ヒット |
1978 (昭和53) |
・玩具菓子第1号といわれる「ビッグワンガム」(カバヤ食品)発売 ・「ニッカボッカドール」(AG)販売 ・LSIゲーム登場 ・アサヒ玩具のピンクレディ大ヒット ・「バービー」(マテル)日本で発売開始 ・「スライム」が流行 ・ラジコンカー大ヒット |
・日本レゴ株式会社設立 ・野村トーイがアイデアルと提携 ・大阪玩具流通センター完成 ・タミヤサーキット(田宮模型) オープン ・ガーフィールド、6月にアメリカで誕生 |
1979 (昭和54) |
・「ウルトラマン」ブームでウルトラマン人形全国的に大ヒット ・インベーダーゲーム大流行 ・「モンチッチ」(セキグチ)が世界のアイドルへと成長 ・「ガンダム」(クローバー)発売 ・「コメットさん」「ドラえもん」関連アイテム好調 ・バンダイ玩具自販機「エイコン」が人気 ・LSIゲームなどのエレクトロニクス玩具人気で、より複雑な商品が求められる傾向に ・テレビゲーム「ビデオコンピュータ」(エポック社)人気 |
・タカラがサンリオのキャラクターを商品化 ・吉徳がぬいぐるみに進出 ・増田屋斎藤貿易が30周年 ・バンダイがアメリカに進出 ・アメリカでトイザらスが70店舗で700億円の販売達成 ・4月「機動戦士ガンダム」TV放映開始 |
参考資料: 「月刊 Toy Journal」 (東京玩具人形問屋協同組合)、「週刊玩具通信」 (日本トイズサービス(株)