子どもの成長に合わせた おもちゃ選びのアドバイス

おもちゃは、感性や想像力、体力、知力など、子どもの心と体の成長に
必要な栄養分を摂る事ができるまさに「宝物」です。
発育に合わせたおもちゃを与えることで、また時にはいっしょに遊びながら、
子どもの成長を効果的にサポートすることができます。

●○● おもちゃの種類と機能&効果 ●○●

子どもの成長に合わせたおもちゃ選び

●○● 「子どもの発達に合わせたおもちゃ」の目安一覧表 ●○●
月年齢 発育特徴 おもちゃの条件 準備するとよいおもちゃ
0~3カ月 ・目で動いているものを追う ・明快な色
・明るく響く音
・モビール ・メリーオルゴール
・おしゃぶり ・ぬいぐるみ
3~6カ月 ・手に持たせるとつかむ、握る、口に持っていく
・無色と有色で反応が違ってくる
・いろいろな音に反応する
・握れるもの(握りの長さは45ミリ以上)
・振れるもの
・明快な色
・明るく響く音
・ガラガラ
・起き上がり小法師
・引っ張ったりつかむもの
6~12カ月 ・モノをつかむ、たたく、さわる、いじる、ひっくり返す
・這いはじめ、立つようになる
・両手ではさみこむようにして持つ
・指をあてたり、たたいたり、あるいは、つかまって押すなどのいろいろな動作ができるもの
・全身を動かすもの
・大きなボール・風呂遊び用
・歯がため・ラッパ
・一片3センチ位の積木2~3個
・押したり引いて歩くもの(おもちゃ収納箱)
12~18カ月 ・巧みにモノが握れる
・歩くようになる
・ボールを転がしたり投げたりできる
・いわゆる「お気に入り」ができてくる
・片手でつかんで押したり、投げられるもの
・手首を動かすもの
・引いて歩くもの
・出したり入れたり並べたりできるもの
・小さなボール・抱き人形
・片手でつかめる自動車類
・木馬や乗用玩具
・太鼓・鉄琴・木琴
・オルゴール入り人形
(母親用に片手使い人形や指人形)
18~24カ月 ・身の回りのことがらに強い関心を示し、とくに母親のまねをする
・個々の形態を見分けるようになる
・動き回ろうとする衝撃が強い
・発話が長くなる
・日常生活のまねができるもの
・大きさや形の違いを見分けられるもの
・重ねられるもの、はめこみのできるもの
・ままごと・砂遊び用
・人形と人形用布団・立体パズル・重ね箱
・足こぎ自転車
・太いクレヨン(直径14ミリ位)と大きな紙(B3以上)
2歳 ・手の運動発達と知能の発達が密接に関連してくる
・お手伝いをしたがる
・着替えに関心をもちはじめる
・外でよく遊ぶ
・目と手の連携を深めるもの
・家事ごっこのできるもの
・高く積み上げて遊ぶもの
・はめこんで遊べるもの
・屋外で使えるもの
・ブロック類・キャラクター人形
・ままごと・水鉄砲・トンカチ遊び
・室内用すべり台やジャングルジム
・絵かき遊び・先の丸いハサミ
・キャリアカー・型はめや型あわせ
3歳 ・足どりがしっかりしてくる
・手首の回転がなめらかになってくる
・声のコントロールが少しずつできるようになる
・一人で長時間遊べる
・体を大きく動かすもの
・並べたり、積み重ねたり、組み合わせたりして形が作れるもの
・想像を働かせて遊べるもの
・三輪車や幼児用自転車
・ジグソーパズルや型合わせ
・レールつき列車
・簡単な着せ替え人形
・人形の家や家具
・電話・腕時計・双眼鏡
4歳 ・運動器官は声を含めて細かいコントロールができるようになる
・文字や数字に興味を持つ
・友だちとよくしゃべる
・自分が負けるとくやしがる
・語彙が増える
・いろいろなおもちゃを組み合わせて遊びをつくりだす
・やや細かい手作業を必要とするもの
・文字や数字を読んだり聞いたりするもの
・友だち2~3人で遊べるもの
・簡単な勝負のできるもの
・粘土・折り紙・ねじくぎ遊び
・文字や数字遊び・かるた・トランプ
・子ども用テープや椅子
・「多い少ない」「速い遅い」を競うゲーム
・シャボン玉・風船・人形用乳母車
・大型のキッチンやドレッサー、洗濯機、レンジなどの実物に近いもの
5~6歳 ・手先の運動の確実さやなめらかさが増す
・じゃんけんの勝負が分かる
・知的な遊びに興味を示す
・組み立てたり組み合わせたり
・数人のグループで遊べるもの
・知的な興味を満足させるもの
・簡単な模型
・ファミリーゲーム
・コマやケン玉などの伝統的玩具
・スポーツ玩具・なわとび
小学1年~
小学2年
・友だちとの仲間意識が強くなる
・外によく出かける
・友だちと遊べるもの
・野外で遊べるもの
・カードゲーム・ボードゲーム
・野球セット・サッカー
・虫取り網と虫かご・流行のもの
小学3~ ・具体的な事物の範囲内で理論的にものごとをとらえようとする ・実物に近いもの、あるいは実物 ・ラジコン・テレビゲーム
・囲碁・将棋・工芸や手芸用品
・スポーツ用品

※乳幼児・児童の発育は個人差が大きいため、月年齢と発達特徴は必ずしも一致するものではありません。 発育全体の流れの目安として、発達特徴の変化を読み取ってください。
※ トイジャーナル2008年4月号「子どもの成長にとって『おもちゃ』とは?」より